人生に変化を起こすには?

愛も恐れも、それなしでは生きていけない?

 

愛でも恐れでも

結局人間は
それなしでは生きていけない……そう思っています。

小さな子どもでも両親や周囲から
自分の存在価値を得るために

わざと怒られることをしたり
気に入られようとふるまったりします。

それによって得られるものが
否定的なものであったとしてもです。

でも恐れの本当の目的に触れていくと
それは純粋な「愛」につながるのを体験します。

人はそうやって人間というものを育んでいくのですね。

「本来の自分を知ることの喜びと、方向性」を届ける
ハイヤーセルフと

「本来の自分に戻れたことの喜びと、新たな力になること」を届ける
インナーチャイルド

どちらも本来のあなたである存在と向き合うことで
「愛」につながるということを思い出すことができます。

人間が語る「愛」の形はいろいろあるけれど
プラスもマイナスもないのが「愛」なのかもしれません。

 

【ストローク】とう言葉があります。

交流分析という心理学用語のひとつです。

直接肌に触れる・撫でる・さする
殴る・蹴る・つねる などのほかに

言葉で交わすメッセージや

顔の表情、動作、しぐさ、声の調子
などの非言語のメッセージがあります。

私は【ストローク】を

人間がそれなしには生きていけない
「愛のエネルギー」だと思っています。

ストロークが足りなくなると、人は元気がなくなり

不満を感じたり、不安になったり
心身ともに不調和が起こります。

質のよいストロークで満たされると

心身、そして人生や人間関係までもが健康になります。

そしてストロークは【関係性や働きかけ】でもあります。

ずーっと同じ場所で同じことが続くと、人間は飽きます。退屈します。

【関係性や働きかけ】のない生活、変化のない生活は、ストローク不足を起こすのです。

【関係性や働きかけ】……を通して

自分にとって新鮮な知識、新しい出会い
未知なる世界、はじめての経験が必要なのです。

人間が長い間滞っているのは好ましくないのです。

新しいストロークが流れこんできて、巡っている状態が健康なのです。